最長14年待ち「幻のビーフコロッケ」販売再開 今は6年前の注文分を配送中、消費税は何%? - 税理士ドットコム

税理士の無料紹介サービス24時間受付

05075861865

  1. 税理士ドットコム
  2. 税金・お金
  3. 消費税
  4. 最長14年待ち「幻のビーフコロッケ」販売再開 今は6年前の注文分を配送中、消費税は何%?

最長14年待ち「幻のビーフコロッケ」販売再開 今は6年前の注文分を配送中、消費税は何%?

消費税

最長14年待ち「幻のビーフコロッケ」販売再開 今は6年前の注文分を配送中、消費税は何%?
神戸ビーフコロッケ極み

12年待ちと言われる「神戸北野 旭屋精肉店」(兵庫県神戸市)の「神戸ビーフコロッケ極み」が8月1日に、約3年ぶりにインターネット販売を再開しました。あまりの人気に製造が追い付かず、2016年に販売を一時休止したコロッケだけに、SNSでは「コロッケ到着を子孫に託す」「毎年届くように設定しているが、おいしいのでぜひ試してほしい」など期待や歓迎の声が上がっています。今は2013年の注文分を出荷している状況です。なぜこれほどまでに人気なのか、過去に注文して、今届いた人の消費税率はどうなるのかを調べました。(ライター・国分瑠衣子)

●最高級の「A5等級の3歳雌牛のみ」を使用

神戸ビーフコロッケ極みは、兵庫県で生まれた「但馬牛」の中でも厳しい基準をクリアした「神戸牛」のうち、最高級の「A5等級の3歳雌牛のみ」を使っています。サイコロ状にカットしたカルビやロースが、1個あたり30gも入っていて「食べごたえがある」と人気です。2016年までの販売価格は10個入り税込みで2700円です。神戸牛は100gで2,000円から3,000円するものもあるため、かなりお得感があります。

同社が神戸ビーフコロッケを発売したのは、1999年です。現在の店主の新田滋さんが、当時は珍しかったインターネット販売に注目し、「たくさんの人に、神戸牛を買い求めやすい価格で食べてほしい」とスタートしました。ジャガイモは兵庫県の契約農家が栽培したもので、牛ふんとオガクズを肥料にして育ったジャガイモを使っています。このジャガイモのつるを、また牛が食べるという循環が面白いと、地元紙で紹介されたのをきっかけに有名になりました。

●2016年の時点で13~14年待ちに

発売当初は1週間で200個を製造していましたが、注文が殺到したため、1日200個体制にしたものの、今も製造が追いつかない状況です。2016年の時点で13~14年待ちになってしまったため、新田さんは「自分がいつどうなるかもわからないのに、さすがにこれ以上はお待たせできない」と判断、一度受け付けをストップしました。しかし、ファンからは「いくら待ってもいいし、値段が上がってもいいので販売を再開してほしい」という声が上がっていました。このため8月1日から再販をスタートしたのです。リピート率は9割だそうです。

コロッケはインターネット通販のみで、出荷時点の経済情勢や注文した人の住所が変わっている可能性があるため、支払いは全て代引きです。送る直前に注文した人に連絡をとり、現住所などを確かめています。2016年までは10個入りで税込み2700円でしたが、神戸牛の価格が高騰しているため、8月受付分からは5個入り税込み2700円で販売しています。ただし、予約受付を中止する前までに申し込んだ人には10個入り2700円で発送しています。

もともと赤字覚悟のコロッケを当時の値段で販売するので、新田さんは「お店の税理士さんも『もうやめたほうがええんちゃうの』あきれています」と苦笑いします。8月の販売再開も特に周知しませんでしたが、予約開始1週間で半年分の注文が入りました。新田さんは「コロッケを食べて、おいしさを知ってもらい、次は神戸牛を買ってほしい」と期待しています。

●経過措置が適用されて、6年待ちのビーフコロッケは消費税5%

神戸ビーフコロッケ極みの販売価格には、「消費税率の経過措置」が関係しています。国税庁消費税室によると、原則として通信販売は、事業者が商品を発送する時点の税率が適用されます。つまり消費者が増税前に商品を注文しても、商品の出荷が増税後なら、増税後の税率が適用されます。

ただし、これとは別に経過措置があります。神戸ビーフコロッケ極みは、現在2013年の注文分のコロッケを発送していますが、2013年当時の消費税率は5%でした。8%に上がったのは2014年4月からです。当時、消費税率の経過措置として「通信販売は、2013年10月1日より前に、商品価格などの条件を示して、2014年3月31日までに申し込みがあった場合は、(2014年4月から消費税が8%になった後も)事業者は5%の税率を適用する」という決まりがありました。このため、2019年8月の今、コロッケが届いても税率は2013年当時の5%のままなのです。ちなみに送料や代引き手数料は経過措置の対象外なので、発送時の税率(今なら8%)が適用されています。

10月に控える10%の増税では、2019年4月1日より前に、事業者が販売価格を提示して、10月1日前までに購入の申し込みがあった場合は、発送が10月1日以降でも経過措置として、8%の税率が適用されます。国税庁消費税室は「あくまで販売条件を変えていないケースが対象」とし、想定されるものとしては酒店のインターネット通販などを挙げています(ただ、コロッケのような飲食料品の場合、そもそも軽減税率が適用されるので、8%のままです)。

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/asset.zeiri4.com/koroke1625.png

このほか、電気、ガス、水道などの公共料金、冠婚葬祭などのサービス、有料老人ホームの入居などが経過措置の適用を受けます。それぞれ条件が異なるので確認が必要です。

ちなみに、2013年に注文されたコロッケについては、先ほど説明した経過措置が引き続き適用されて、10月以降の配送分についても、5%のままだそうです。

消費税の他のトピックスを見る

新着記事

もっと見る

公式アカウント

その日配信した記事やおすすめなニュースなどを、ツイッターなどでつぶやきます。

協力税理士募集中!

税理士ドットコムはコンテンツの執筆・編集・監修・寄稿などにご協力いただける方を募集しています。

募集概要を見る

ライター募集中!

税理士ドットコムはライターを募集しています。

募集概要を見る

「税理士ドットコム」を名乗る業者にご注意ください!