不動産の評価、固定資産税の場合と不動産取得税の場合とで違いはある?
不動産の評価について、固定資産税の場合と不動産取得税の場合とで何か違いはあるのでしょうか?
税理士の回答
どちらの場合も、基になる評価額は同じですが、税額を計算する過程に違いがあります。
固定資産税・不動産取得税を計算するに当たり、計算の基礎となる評価額はどちらも「固定資産評価額」になります。
固定資産税については、固定資産評価額を基に、負担調整率・特例措置(住宅用地についての軽減特例)を考慮し税率を乗じて計算します。
不動産取得税については、固定資産評価額(平成30年3月31日までに取得した土地については、固定資産評価額の1/2相当額)に税率を乗じますが、住宅用の土地・建物で一定の要件を満たすものについては、一定額を控除し税率を乗じて計算します。
詳しい計算過程については、下記をご参照下さい。
http://www.tax.metro.tokyo.jp/book/guidebook2014/guidebook2014_4.pdf
宜しくお願いします。
本投稿は、2015年06月09日 12時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。