出金出来ない実質無価値の仮想通貨トークンに、税金はかかるのでしょうか
とある配当系のウォレットに、仮想通貨を入れていました。
このウォレットでは独自トークンを販売していたため、全額でそのトークンを購入しました。
しかし、ウォレットの運営が逃げて?しまい、出金出来ない状態になっています。
トークンにも一応値段が付いているのですが、運営が復活しない限りは実質無価値の状態です。
この状態で、税金はかかるのでしょうか?
また、ウォレットの運営が手がける取引所にはトークンは移動させられたので、移動したところ、トークンの値段に価格差があり、評価額が一気に三倍近くになってしまいました。
取引所は出金してくれず、ウォレットには戻せない状態です。
もし税金がかかる場合、購入額の三倍の値段で税金を計算しなければいけなくなるのでしょうか?
ご回答よろしくお願い致します。
税理士の回答

北原雄二
暗号資産(仮想通貨)の税金が発生するパターンは4つあります。
暗号資産の売却②決済手段として暗号資産を使用した時③暗号資産を他の暗号資産に交換した時④マイニングにより暗号資産を取得した時、以上の4つです
なお、所得区分は雑所得です
参考までに「国税庁 個人課税課情報 第8号 平成30年11月21日」「仮想通貨に関する税務上の取扱いについて(情報)」をご覧ください。
仮想通貨についてはまだ通達等の整備がなされていないのが現状です。
今後もさらに指針等発行されるかと思いますので注視が必要だと思います。
回答ありがとうございます。
参考にいたします。

北原雄二
しかし、「ウオレットの運営が逃げる」「出金不能」等難しい問題ばかりですね。粘り強い対応が必要かと思います。
本投稿は、2019年10月23日 20時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。