個人の暗号資産を自分の法人へ移動する際の税の最小化
個人所有の暗号資産を自分で設立した合同会社に移すに当たり、個人及び法人に発生する税額を最小化したいと考えています。私が思いつく移動方法は下記①②です。
①個人暗号資産口座から法人暗号資産口座へ直接暗号資産を送金
個人課税対象:移動時の含み益(利益確定扱い)
法人課税対象:取得した暗号資産の時価
②個人暗号資産を全利確で日本円にする
⇒法人銀行口座へ入金(経営者個人からの借入金扱い)
⇒法人暗号資産口座へ日本円を入金し暗号資産を買い戻し
個人課税対象:売却益
法人課税対象:特になし
【質問】
1.①②の課税対象の認識は正しいでしょうか。
2.②の方が税額が小さくなると認識していますが、正しいでしょうか
3.①②以外に節税する方法がもしあればご教示頂けますでしょうか
よろしくお願い致します。
税理士の回答

竹中公剛
よくわかりませんが・・・
数字が入っていないので・・・。
利益はどれも同じになると思います。
1は、正しい。
2は、どこかおかしいのでしょうね・・・。1と同じになると思います。直観・・・。
3節税の方法は、ないと思います。
よろしくご計算ください。
すみません、下記の数字入りの前提でご確認いただけますでしょうか。
【前提】
・個人でビットコイン1BTCを100万円で購入
・その1BTCを法人に移動させようとしている
・そのとき1BTCは200万円に値上がりしている(含み益100万円)
【移動方法 案①】
個人暗号資産口座から1BTCを、法人暗号資産口座にビットコインのまま移動
個人:移動時の含み益 100万円が雑所得として課税される
法人:取得した暗号資産の時価 200万円を受益したとして課税される
【移動方法 案②】
1BTCを全利確し、200万円の日本円にする
⇒法人銀行口座へ200万円入金(経営者個人からの借入金扱い)
⇒法人暗号資産口座へ日本円200万円を入金し、1BTCを買い戻し
個人:売却益100万円が雑所得として課税される
法人:200万円は経営者からの借入金なので課税されない
(①と②の違い)
素人考えですが、以下の通りと考えます。
①個人から法人へ200万円分の資産の所有権が移動している
②個人から法人に200万円を貸し付けている
資産の所有権の移動の有無で課税対象が変わるのではないかと推測しています。
ただ、もしかすると①で誤りがあるかもしれません。個人の含み益100万円が雑所得として課税されるのはおそらく正しいと思いますが、一方、個人から法人に200万円分のビットコインを譲渡しているので、個人の課税額がマイナス200万円となるのかもしれないと思いましたが、どうでしょうか。
①②の税額が同じであれば、手間の少ない①で進めたいところです。
宜しくお願い致します。

竹中公剛
①が、誤りになります。
有価証券200借入金200
と考えたほうが、良いですね。
ここで、受益は、使わないです。
所有権は移転していますが、個人からの借入金と考えるのでしょう。
①を使ってください。
よろしくご理解ください。
下記考えは、どのようにしても考えられません。
ご回答ありがとうございます。
現金ではなく、有価証券(この場合暗号資産)そのものを貸付けできるという発想はなかったので、
大変参考になりました。
①で進める方向で検討いたします。
本投稿は、2020年10月24日 02時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。