仮想通貨の確定申告について
仮想通貨含む雑所得は基本的に20万円以下であれば確定申告は必要ないという認識です。この場合、毎年の利益が20万円以下であれば10年後に円に変えたとしても確定申告は不要という認識であっていますか?
毎年15万円の利益をだし、毎年Aという通貨に変えたとします。10年後に150万円分のAを円に変えて出金したとしてもなにも申告等はいらないのでしょうか。あり得ない話ですが、Aの価値は10年間一定として考えて下さい。
税理士の回答

山本健治
暗号資産取引などの雑所得が20万円以下であれば申告不要、というのはそれ以外の収入が給与所得、退職所得のみで年末調整を受けている場合の話です。医療費控除、ふるさと納税等の寄付金控除を受けるため確定申告する場合は20万円以下の雑所得も含めて申告します。
仮に20万円以下の利益を暗号資産として受け取ってそのまま暗号資産として保有し、10年後に150万円分まとめて換金すれば申告納税します。
給与所得は年末調整済み、毎年暗号資産で15万円の利益が出てその都度その年度に換金していれば確定申告不要と思われます。
ただし住民税の申告は必要となり、20万円以下の雑所得も含めて申告します。
本投稿は、2021年12月24日 18時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。