確定申告について
2021年度に上げた仮想通貨の利益は2021年度分の確定申告にて申告するのものと理解しておりますが、2021年度分の利益を2022年度分の確定申告(2023年提出分)にて申告するのは適法かどうか。
経緯
現在2022年度分の仮想通貨の利益計算を税理士に依頼している。
その計算にあたり、2021年度に計上すべきだった利益があることが判明。
私が修正申告にて対応するのかと問うた所、税理士は
その利益を2022年度分の確定申告にて帳尻を合わして申告すると言っている。
これは対応は適法なのかどうかを質問したい。
合わせて、税理士の計算ミスにより損害が生じた場合、損害賠償(修正申告時の延滞税等)は請求できるのかどうかを知りたい。
税理士の回答

土師弘之
2021年度に計上すべきだった利益は2021年分として申告すべきであり、その利益を2022年度分の確定申告にて帳尻を合わして申告することは正しい申告ではありません。税法の規定に違反しています。
ただし、2022年にまとめて申告した場合と結論がほとんど変わりはないのであれば、税務署側としてスルーするケースはありますので、これを踏まえての処理であることは考えられます。
なお、税理士が適正な処理をしなかった場合の追徴税額などは損害賠償請求の対象になります。
本投稿は、2022年08月01日 15時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。