収用の買い替えについて

母名義の宅地が収用になりました。
移転補償費用等も出てます。

自宅は取り壊しが必要となりますが、新たに自宅を建てるため資金が足らず、借り入れが必要となりました。
宅地も建物も母名義にしないとだめでしょうか？
子供が住宅ローンを組むため、土地が子供名義となってしまいました。
せめて、建物を一部分母名義にすればいいのでしょうか？
それとも土地の登記のやり直しが必要となりますか？

よろしくお願いします。

税理士の回答

池田康廣

池田康廣税理士事務所

1. 愛媛県
2. 松前町

土地の譲渡価額と建物移転補償及び残地補償金があれば、これらの合計額が譲渡所得の対象となります。その合計額までの金額であれば、お母さんが代替資産を取得したとして、譲渡収入金額－代換資産の取得価額が０円となれば、お母さんに所得税（譲渡所得）は課税されません。よって、取得建物の持分を計算して、建物の取得価額＞譲渡価額となるように、取得建物の持分をご検討下さい。それでも譲渡代金が残るようであれば、取得土地の持分変更をご検討下さい。

本投稿は、2023年11月03日 08時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。