個人事業主から社員への切り替え時の税金の支払いについて
2025年末に個人事業主としての勤務を終了し、2026年1月から正社員になる予定です。
その際の2026年の税金の支払いがどうなるのかの確認です。
知り合いに聞いたら、個人事業主時代の税金は後払いだから、2026年は所得税はもちろん、自分で今まで通り国保と年金、住民税を払いつつ、会社の給料からも税金が引かれるから1年間は支払いが被るからキツくなるよと言われました。
ただ、ネットで調べても請求が被るという記載が載ってるものが無く、実際のところはどうなのかちゃんと理解しておきいなと思いご質問致しました。
ご回答のほど、よろしくお願い致します。
税理士の回答
竹中公剛
2025年末に個人事業主としての勤務を終了し、2026年1月から正社員になる予定です。
その際の2026年の税金の支払いがどうなるのかの確認です。
26年の住民税などは全く同じです。今までと。
全く同じと考えてください。
27年からは会社で住民税を納めるようになるでしょう。
増井誠剛
ご質問の点、結論から申し上げますと、税金が二重に発生するわけではありません。
ただし、支払う主体とタイミングが一時的に並行するため、負担感が出る可能性はあります。
まず所得税について。
2026年1月以降は正社員となるため、給与から源泉徴収されます。個人事業主時代(2025年分)の所得税は、2026年3月の確定申告で精算して終了です。二重課税はありません。
次に住民税。
住民税は「前年所得課税」ですので、2026年6月からは2025年分(個人事業主時代)の住民税が課税されます。会社員となった後でも、原則は特別徴収(給与天引き)に切り替わります。
国保・国民年金については、正社員になった時点で資格喪失し、厚生年金・社会保険へ移行します。重複加入はありません。
つまり、「被る」のではなく、前年分の精算と現年分の給与課税が同時に進む一年、という理解が正確です。
事前に住民税額を把握しておけば、過度に構える必要はありません。
ご丁寧に回答していただきありがとうございました!おかげさまでスッキリしました。
本投稿は、2025年12月22日 07時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。






