企業版のふるさと納税について
企業版のふるさと納税についてお伺いしたいと思います。
寄付金は10万円以上とのことでありますので、課税される所得金額が少ない場合10万円以上の寄付をしても税額控除などの効果は1−2万円になり得るという認識であっていますでしょうか。シミュレーションサイトで試算をしてみましたが今ひとつしっくりこなかったので、質問いたしました。よろしくお願いします。
税理士の回答

北田悠策
ご回答申し上げます。
企業版ふるさと納税は最大9割の税金メリットがあり、その場合は自己負担が寄付金の1割となります。
ただし、9割の税金メリットとするためには、以下上限を下回る寄付金額である必要があります。以下の上限を超過しないように寄付金を調整する必要があります。そのため、課税所得がマイナスの場合は法人税・法人住民税・法人事業税は発生しませんので、税額控除は0となります。
①法人税額の5%
②法人住民税法人税割額の20%
③法人事業税額の20%
以上の通り、課税所得の金額によって税額控除の割合は変動しますので、精緻なご計算されたい場合は、税理士にご相談されることをオススメいたします。
本投稿は、2023年10月04日 12時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。