【譲渡所得税】取得費が分からないときの代わりの資料について
親から相続した築50年以上、かつ30年以上前に購入された古いマンションについて、購入時の書類が見つからない状況です。
そのため、譲渡所得税を抑えるため、概算取得費5%で計算するのを避けたいです。
できる限り当時の購入価格がわかる資料(売買契約書や領収書など)を探し出したいのですが、
具体的にどのような書類や資料になりますでしょうか。
自分で思いつくのは下記の書類やデータですが。
・直近の固定資産税通知書(過去に遡って計算可能から)
・過去の固定資産税通知書(30~40年前のものを取得可能なら)
・登記簿謄本(土地の割合が昔から変わっていない事が前提)
・路線価(30~40年前のデータを取得可能なら)
税理士の回答
よくあるケースですがむずかしい問題です。
ほとんどの人が泣く泣く5%で申告をされていると思います。
税務署に、固定資産税通知書などデータを参考に申告しても良いかと税務署に相談すると、答えは「ダメ」です。
それは、数字が推測に過ぎないからです。
推測ではない、具体的なものとして、不動産仲介業者の計算メモ、日記、などで具体的な金額が分る物があればOKです。
あと、購入時の借入金額が登記簿で分れば参考になります。
分譲の広告とか、同時期に隣の人が買った契約書とか、どこまで税務署を納得させられるか、ということになります。
最後は、税務署に否認されリスクを覚悟して申告するかどうかの判断になります。
ご回答ありがとうございました。何とか、具体的な金額が分かる物が見つかれば良いのですが。可能な限り探してみます。
本投稿は、2025年04月20日 18時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。