知人に毎月20万円支払う場合の節税について
知人に毎月20万円支払う場合、贈与とした方がいいか、何か手伝って貰って謝礼や報酬とした方がいいか、節税としてはどちらがいいでしょうか?
税理士の回答

菅原和望
こんにちは。
一般的に贈与税の方が税負担は重いので、実態があるのであれば報酬となり税負担は軽減されます。
ただし、毎月の20万円を渡すことを目的として、形式的に何らかの業務を委託したことにすると脱税となる可能性がありますのでご注意ください。
実態が贈与であれば贈与税の支払いをする必要があります。
早速のご回答ありがとうございます。
実際に仕事を手伝って頂き、報酬として支払いたいと思います。その場合は、個人間でも雇用契約を結ぶのでしょうか?負担する税額は幾らになりますか?(例えば所得税、住民税、消費税、など)、あと、支払う側が源泉徴収するのでしょうか?確定申告は必要でしょうか?(受け取り側は68歳配偶者あり、年金受給予定)
よろしくお願いします。

菅原和望
雇用契約の場合には給与所得、請負契約等の場合には事業所得又は雑所得として所得税の課税対象になります。いずれにしても契約は必要です。
また、税制面での有利・不利も必要経費の金額等により異なりますので、どちらが有利かの判断はこちらではすることはできません。
上記はお仕事の実態に応じて判断されることになります。
おそらく、質問者様の指揮命令下での労働として、月に20万円を支払うことになるかと思いますので、給与所得に該当するでしょう。
その場合、年末調整・確定申告も必要となりますし、源泉徴収を行う必要もあります。
税額の計算は詳細な情報がなければ行うことができません。
ありがとうございました。参考にさせていただきます。
本投稿は、2025年04月23日 21時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。