節税方法
8月決算法人です。
利益が1,000万円ほど出ます。
節税をしたいのですが、資金繰りがやや厳しいです。少額資産、賞与、色々と考えておりますが、たしかに節税になるものの、手元に残る資金自体は減ってしまうのでなかなか手が出しづらいです。会社に残らなくても私の手元に資金が流れてそれを貸し付ければいいと思ったので、役員賞与を支給してそれを貸し付けるといったようなことも考えましたが、事前確定の届出を出してないのでそれも今期は難しいです。
会社と私の手元トータルの資金が減らずに、節税できるような方法はないでしょうか?
税理士の回答

本来は前年の売上から当期の売上予測を行い、役員報酬をあげるなり事前確定で賞与支給額を増やすなり節税をするべきでした。顧問税理士がいるのであれば顧問税理士が節税を事前に提案すると思いますし、顧問税理士である以上そこまでサポートするべきだと私個人としては感じる部分です。
御社がどのようなビジネスモデルで事業を行われているのか、この場では詳細までわかりかねるため細かいアドバイスやサポートをしてあげられないことが税理士として悔しい部分がありますが、資金繰りも厳しいという条件があるため、提案も限られてきてしまいます。そのため、例えば、未払費用がないかどうかを漏れなく確認したり、来期は役員報酬を増額し定期同額給与として損金計上金額を増やす、もしくは事前確定届出を行い賞与支給する、ビジネスモデルが小売業の場合は在庫処分として原価未満の価格で売却することで売却損を損金計上するなどがあります。
いずれにしても、まずはご質問者様の右腕となっているであろう顧問税理士へご相談していただき最適な節税アドバイスをもらうことが1番かと思います。
本投稿は、2025年05月27日 17時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。