法人成りについて
一人法人を検討しています。一般的なメリットとして節税があると思いますが、デメリットとしてあげられている自由に使えるお金が減ると言うことがよくわかりません。また厚生年金は事業主も入れるのでしょうか。健康保険はどうなるのでしょうか。よろしくお願い致します。
税理士の回答

デメリットとしてあげられている自由に使えるお金が減ると言うことがよくわかりません。
→一人法人であっても、法人と個人は別人格です。例えば、個人的な飲食費を法人の経費にしたり、法人税法上の役員給与以外の報酬等を支給すれば法人の損金にならないということかと思います。
要するに、自分が経営している会社であっても財布は別モノとしなければ、法人個人の両方で税金でペナルティを課せられる可能性があるということです。
厚生年金は事業主も入れるのでしょうか。健康保険はどうなるのでしょうか。
→法人の役員は社会保険の加入が義務付けられています。一般的に、厚生年金は健康保険とセットです。保険料は役員本人と法人の折半負担になります。
尤も、役員報酬が0円又は非常に少ない場合は、健康保険と厚生年金への加入が出来ません。
なお、法人設立が必ずしも節税にはなりません。
ご返信ありがとうございます。家族に役員になってもらう予定なのですが、家族は別に仕事がありそちらで厚生年金に入っています。この場合はどうなるのでしょうか。また、事業主本人(社長)も厚生年金に入れるのでしょうか?よろしくお願い致します。

ご家族に役員報酬を支払えば、それぞれの収入に応じた折半負担になると思いますが、社会保険は社会保険労務士の専門ですので、社会保険労務士にご相談になるか、ご家族が加入されている健康保険組合にお問い合わせください。
社長は役員ですので、先の回答しています通り健康保険も厚生年金も強制加入です。
ご返信誠にありがとうござます。疑問が解決できました。健康保険組合にも確認してみます。ありがとうございました。
本投稿は、2021年06月14日 13時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。