金の売却 節税について
どうぞよろしくお願いいたします
金の購入を20年行ってきました。今から10年後以降に貯めた金を老後の生活費に使っていこうと思っています。
このままゆっくりと金価格が上昇すると仮定したうえで
これから毎年 売却益50万分を超えないように売りかつ即新たに金を購入というスライド方式にしようか悩んでおります
つまり以降の10年で500万の節税になるのではないかと思うのですが
もちろん金が上昇すると仮定した上で 現実には下がる可能性もあるのですが
いかがでしょうか?専門家の意見をお聞きしたいです。
よろしくお願いいたします
税理士の回答

長谷川文男
20年も購入し続けているとしたら、取得価額は相当低いと思います。
ただ、金は、個別的にこの金は20年前の金だから、その取得したときの価格という風に譲渡所得は計算できません。
基本的には、移動平均法で、取得価額を計算しますから、一部売却後、購入すると取得価額が調整されてしまいます。
そのため、例えば500万円の含み益を10年かけて売却するにしても、徐々に取得価額が上がるような計算になってしまいます。
そのため、目論見どおりにいきません。
売却のみなら目論見どおりにいくかと思えば、金は通常、500g単位でないと手数料がかかるなど不利になります。
1gあたり1,000円の利益で、500gだと50万円です。利益を50万円以内に収まらないでしょう。
本投稿は、2021年11月15日 09時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。