PC,スマートフォンの費用を按分する際の証拠について
一般企業に勤めながら、副業でライターをしています。
消耗品費を経費として按分する際、客観的な証拠の必要性がわからず、質問させていただきました。
主に仕事用として使う
・パソコン 69,000円
・スマートフォン 57,000円
を購入したのですが、2つとも趣味で記事を執筆する際にも使っており、自分の体感では、
・仕事用に使っている時間
1週間あたり8時間
・私用に使っている時間
1週間あたり4時間
であったため
パソコン、スマートフォンともに金額の2/3を経費として計上しようかと思っています。
ただ、あくまで主観で考えた時間のため、正確な時間をタイマーで計ってグラフにするなどしたほうが良いのか、悩んでいます。
※グラフにしても、偽造では?などと疑われることがあるのかも心配ですが…
お手数をおかけして恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。
何卒、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

税理士の大野です。
はじめにお断りさせていただきますが、回答がどうしても漠然としたものになります。
個人事業主の経費の按分については、業務の実態に応じて割合を判断します。
ただし、ご相談者様も書かれているとおり客観的に証明することが難しく、我々専門家でも悩むことが多い問題です。
言い換えると“この割合や金額であれば確実”というものがあるわけではありません。
ご質問にある利用時間をカウントするということも非現実的です(四六時中映像に残しておけばできるのかもしれませんが)。
最終的には、ご相談者様の業務の実態に照らし、パソコンやスマートフォンが必要不可欠で、かつ、それなりの時間ご使用して仕事をされていると判断できるのであればその割合が認められることになります。
いずれにしろ、「〇〇の理由からこの割合にしている」など根拠を尋ねられた場合に即答できるようにしておくことが大切です。
ご回答、ありがとうございます!
根拠を即答できるよう、確定申告の前に考えてドキュメント等に出力し、長期的に保管しておきます。
丁寧なご教示、心より感謝申し上げます。
本投稿は、2022年08月31日 11時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。