会社員の副業で事業所得になるか
会社では兼業が認められており、今年から職場の取引先で知り合った会社の情報処理を毎月10万円前後で引き受けることにしました。
おもに就業後自宅や土日祝日を使用して出勤業務にあたります。
永続的に依頼されているものになりますがこの場合事業所得として青色申告は可能なのでしょうか?
経費としてはパソコンや通信費、交通費、たまに飲食店での打ち合わせ等接待交際費くらいかと思いますので赤字にはならない予定です。
本業での年収は約500万程度になりますが今年から住宅ローンがはじまったこと、子どもが3人いることから本業のみの収入では生活が厳しいため副業は必須と感じております。
よろしくお願いします。
税理士の回答

中島吉央
副業は原則として雑所得となります。ただし、赤字にして給与所得と通算するわけではないので、税務署も悪質とみないような気がします。
なお、一応、所轄税務署と事業所得が可能かどうか相談するのがよろしいかと思われます。

中田裕二
勤務時間や売上高によっては副業がむしろ本業として事業所得になる場合もありえますが、一般的には給与所得者の副業は雑所得となり青色申告特別控除などの特典は受けられないでしょう。
早々のご回答ありがとうございます。ご回答を踏まえた上でいくつかご質問よろしいでしょうか。
1.基本雑所得となり白色申告なら税務調査が入っても問題はありませんでしょうか?
2.ドメインを取得したり名刺を作成したりフリーランスサイトに登録などもしておりますので一か八か青色申告した場合、そもそも月額10万前後で経費は月に2万円程度だとすると青色申告するメリットもそんなにはないでしょうか?
3.仮に青色申告して毎年黒字だった場合でも税務調査が入り事業所得でなく雑所得とみなされたら必ず追徴課税や重加算税を支払わなければならないのでしょうか?
申し訳ありませんがよろしくお願いします。
追加ですみません。
本業年収600万、副業年収120万の場合副業の方は雇用関係を結び給与所得とするのと雑所得で白色申告するのはどちらの方がメリットがあるでしょうか?

中田裕二
1.2.3.青色申告特別控除や専従者給与など適用して青色申告が否認されれば、修正申告を求められる可能性があります。
雑所得の必要経費がいくらかで回答が異なります。
本投稿は、2021年06月11日 16時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。