漫画の収入について/青色申告
いつもお世話になっております。
来年より青色申告を考えています。
そのため、正しく理解できているか不安なため、質問させてください。
このような形態と仮定させていただきます。
個人事業主
年収400万
・漫画家(原稿料)/年収200万
・イベント広告代理店業務/年収200万
上記二本を本業として生計を立てています。
①開業届を出す場合、職業としての記載は、どのように書けばよいでしょうか。
②それぞれの収入(所得の種類)はどちらも「事業所得(営業等)」で問題ないでしょうか。
②漫画制作の際に、友人(個人事業主)にアシスタント代を支払う予定です。
区分として従業員ではないのはわかるのですが、たとえば外注費や制作費として支払ったり、それを経費扱いなどで落としたりはできるのでしょうか。
この場合、所得税やそのほか税金、必要書類などは発生しますでしょうか。
また、白色申告から青色申告に切り替える場合、切り替えた以降から青色申告可能になるかと思いますが、
年内で切り替えた場合は該当期間に対して両方申告する必要があるのでしょうか。
今のところ、手数が増えると処理できるのか心配なので、年内に青色届を出し、2021年分は白色、2022年から青色で申告しようかと考えています。
不慣れで質問が多く申し訳ありません。
どうぞお力添えいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
税理士の回答

①開業届には、漫画家業及び広告代理店業と記載することになると思います。
②どちらも事業所得になります。
③外注費としての支払になります。
なお、開業届は、原則開業から1か月以内に、実際に仕事を始めた日を記載して提出します。青色申告承認申請書は、開業日から2か月以内に提出します。すでに業務をされている場合は、適用を受ける年の3/15までに提出します。

①開業届を出す場合、職業としての記載は、どのように書けばよいでしょうか。
→漫画家、広告代理店
でいいと思います。
②それぞれの収入(所得の種類)はどちらも「事業所得(営業等)」で問題ないでしょうか。
→はい。そうなります。
②漫画制作の際に、友人(個人事業主)にアシスタント代を支払う予定です。
区分として従業員ではないのはわかるのですが、たとえば外注費や制作費として支払ったり、それを経費扱いなどで落としたりはできるのでしょうか。
この場合、所得税やそのほか税金、必要書類などは発生しますでしょうか。
→アシスタントの方に請求書を発行してもらうか、ご相談者様自身で支払通知書を作成すればいいでしょう。
アシスタントさんにお支払いされる費用は、外注費として必要経費になります。
年内で切り替えた場合は該当期間に対して両方申告する必要があるのでしょうか。
→年内の途中で切り替えることはできません。
2022年分から青色申告するなら、次の来年にする申告の時は白色申告、再来年の申告時は青色申告になります。
サンセリテ税理士事務所
松井優貴 様
丁寧なご返答ありがとうございます。
②のアシスタント代につきましては、源泉徴収などは双方必要ないという認識でよろしかったでしょうか。
それとも、友人のほうで確定申告の際に申告してもらえばよろしいでしょうか。

ご相談者様が源泉徴収義務者に該当する場合は、源泉徴収されてください。
ご相談者様に雇用している従業員がいらっしゃらないのであれば、ご相談者様は源泉徴収義務者でありませんので、その場合は、アシスタントさんに支払う報酬から源泉徴収しません。
松井様
かしこまりました!
ご丁寧にありがとうございました、大変助かりました。
出澤様も迅速にご回答くださりありがとうございました!
本投稿は、2021年08月25日 16時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。