勤労学生控除と親にかかる税について
20歳大学生です。私自身でやりくりしていることが多いため、アルバイトで103万以上130万以下稼ぎたいと考えております。
しかし、親の支払う税が増えると知り、どのくらい増えるかを調べてみましたがあまり理解できませんでした。
現在、父の扶養に入っており、父の年収は590万円程度です。私が125万円稼いだ時、親の支払う税はどのくらい増えますか?
私は勤労学生控除を受けようと考えています。
すみませんが、教えていただきたいです。
税理士の回答

1.相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担増(年間)
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x10%=63,000円
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%=45,000円
3.相談者様の税金
年収が130万円以下であれば、勤労学生控除を受ければ所得税は非課税になります。年収が124万円を超えると、住民税の所得割(1,000円)、均等割(5,000円)が課税になります。
本投稿は、2022年05月17日 22時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。