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【確定申告】年度の途中で個人事業主から会社員になった場合の記帳について

昨年10月まで個人事業主で、青色申告で確定申告をすることになっています。
以下の2点、不明点がありますので教えてください。

①昨年11月以降の普通預金に関わる記帳について
10月の経費が11月に口座引き落としとなります。
11月の引き落としも経費として仕訳することになると思っていますが、
この場合11月の事業とは関係ないお金の動き(例:事業以外のお金を入金した)も記帳するものでしょうか。
記帳しないと、最終的な残高が、通帳と台帳でずれてしまいます。
通帳はあくまでお金の動きの証拠なので、台帳とずれていても構わないのでしょうか。
②年度の途中で立替払いから事業口座引き落としとなった経費について
電話料金5000円、家事按分50%、7月以降口座引き落としとなった場合
1~6月まで:(借方)電話料金5000 (貸方)事業主借5000
7~    :(借方)電話料金5000 (貸方)普通預金5000
として、決算時に家事分を事業主貸として仕訳すればよいのでしょうか。
勘違いかもしれませんが、立替払いの時は、仕訳の段階で事業分のみを記帳するものだと認識していました。その場合1~6月まで2500円で記帳することになりますが、
7月以降5000円で記帳し、電話料金について決算時に家事按分の仕訳をすると、1~6月分も按分されてしまいます。
どのように仕訳すべきなのでしょうか。

以上です。よろしくお願いいたします。

税理士の回答

①事業と関係ないお金の動きを記帳するため、事業主貸と事業主借を使用します。
 事業と関係ない出金 →(借方)事業主貸   (貸方)預金
 事業と関係ない入金 →(借方)預金     (貸方)事業主借

②以下のとおり仕訳されてはいかがでしょうか。
決算時に30000円(=2500円×12)を家事分として事業主貸勘定に振り替える
1~ 6月:(借方)電話料金 5000 (貸方)事業主借 5000
7~12月:(借方)電話料金 5000 (貸方)普通預金 5000
決算時 :(借方)事業主貸30000 (貸方)電話料金30000

本投稿は、2018年01月05日 22時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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