開業前年度の売上と経費(開業費)の考え方について
1. 昨年度の確定申告について
今年4月に開業届と青色申告承認申請書を提出し、現在はフリーランスとして活動しております。
昨年度は会社員として勤務しながら副業をしており、
売上30万円・経費80万円(実質マイナス) という状況でした。
このため昨年度は確定申告をしておりませんが、この対応で問題なかったか確認したいです。
2. 昨年度の経費の扱いについて(開業費への振替)
昨年、副業のために支出した経費が売上を大幅に上回っております。
これらの費用のうち、開業準備として発生した支出を、今年度の「開業費」として計上することは可能でしょうか。
可能な場合、どの範囲まで開業費として扱えるのか、判断のポイントなども教えていただけると助かります。
税理士の回答
昨年の状況は雑所得に該当するため、申告しても結果、税額計算に影響がないため申告ナシの状況で問題ありません。
必要経費というものは、収入に連動して支出されたものを収入から控除するのが原則です。開業費というのは、その収入が発生しないので発生するまで積み立てておくものです。
あなたの場合、雑所得とはいえ、収入がありますから、事業と認められる期間以前に支払った経費は、その期間中の雑所得の収入金額から控除するものだと思量いたします。
本投稿は、2025年12月09日 20時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







