確定申告が必要か不要か
初めまして、フリーランスを始めましたNという者です。
収入からコワーキングスペースをお借りした費用、またそのコワーキングスペースに行くまでのタクシーの費用を足して引いた金額が年に20万円以下(ひょっとしたら違うところで仕事が見つかり副業扱いになるかもしれないので)、或いは年に38万円以下だった場合は確定申告をしなくてもよいのでしょうか?ご回答お待ちしております。
税理士の回答
フリーランスは、事業所得、又は、雑所得に該当すると考えます。
収入―必要経費=所得の金額になります。
所得の合計額が38万円を超える場合には、確定申告する事になると考えます。
年間20万円とは、給与所得者の特例になります。
給与所得者の確定申告不要に該当すれば、申告は不要です。
「参考」
1つか所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円以下の人
2か所以上から給与の支払を受けている人で、主たる給与以外の給与の収入金額と給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円以下の人

フリーランスの収入合計額から、コワーキングスペースの費用やコワーキングスペースへの移動費用、その他の業務上の諸費用を差し引いた金額が、事業所得または雑所得になります。
フリーランス以外の所得がなく、上記の事業所得または雑所得の金額が38万円以下であれば確定申告の必要はありません。
なお、フリーランス以外の仕事が見つかり、他の収入を得るようになった場合には、その所得と合算して確定申告の有無を判定する必要がありますのでご留意ください。
お二人ともご回答ありがとうございました!
本投稿は、2019年05月07日 17時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。