馬券購入で生計を立てた場合の所得の扱い
今後、馬券の購入を継続的に行っていきたいと考えておりますが、所得の種類について教えていただきたいです。
例として、収入源は馬券の購入が主で就職していない状態で、ほぼ毎日(開催日のない日もあると考えて「ほぼ」としています)、1日10~30万円、月500万~800万程度の手動購入で月々の利益を50~100万円程度あげたと仮定します。
例として挙げましたが、ネット競馬が主流の現在このような購入金額の方も大勢おられると思います。
上の例では、毎月50~100万円のプラスで終えた場合、年間では600万~1200万円の利益となります。この時の利益は「外れ馬券」を経費と考えているもので、多くのネット購入者はこの考え方でなければ、あまりに大きな所得税を支払うことになるのではないでしょうか。
国税庁の言うシステムを組んで網羅的に自動購入することがなくても、上の例のように毎日継続的に営利を目的に購入して、収支を記帳して、年間で利益を出すことを目指した場合、雑所得として扱われる可能性はどのくらいあるのでしょうか。
現在ネットで馬券を購入している方は、購入金額が大きければ大きいほど、当たり馬券の購入費のみ経費となる一時所得の扱いでは確実に税金でマイナスになると思います。
現在では、雑所得として確定申告している例もあるのでしょうか。あるいは、馬券を中心に生計を立てることは現在の制度上現実的ではないのか、教えていただきたいです。
税理士の回答

今のところ、国税庁は杓子定規な解釈しかしていません。
手動での購入や、当てに行くような馬券の買い方は一時所得都の解釈ですから、雑所得としては容認されないのでしょう。
外れ馬券を考慮して600~1200万円だと、一時所得の金額は数千万ということもあり得て、リスクが極めて高く、危険すぎると思います。
はっきり言って、ギャンブルで75%の払戻しだと、ほぼ勝てません。暴力団が行う賭博で25%も抜いたら詐欺罪を問われるレベルです。
当てに行く買い方で、仮に外れ馬券が経費になるとしても、現実的にほとんど利益にならないでしょう。
本投稿は、2021年12月06日 16時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。