相続時精算課税制度の申告書を提出したか記憶になくて。
はじめまして。今回初めて質問させて頂きます。今年秋から夫の仕事の都合で海外に住むことになり、片付け中 発覚したことです。
2008年(平成20年)12月にマンションを購入しました。頭金は両親・亡き祖父母が私名義の口座に少しづつ預金してくれたお金(500万)と夫と私で貯金したお金(1000万)を使用しました。
購入時、相続時精算課税制度を適用する場合の贈与税の申告書・相続時精算課税選択届出書を書いたような、書いてないような・・・。
夫も私も記憶がうすれてしまい、控えを探してもありませんし、パソコンにスキャンもされてませんでした。
マンション購入初年度のローン控除の関係で、夫が確定申告時に税務署に書類提出に行った事しか記憶にありません。
そこで近日中に申告書等閲覧申請書を税務署に提出し確認に行こと思っています。
疑問は3つあります。
① もし、相続時精算課税制度の届出書、精算課税制度を適用する場合の贈与税の申告書が提出されてなかった場合、まず、税務署の職員さんから、提出されていませんでしたが、どういう事ですか?と突っ込みは入りますか?
②提出されてなかった場合、この私名義の500万円はどうなりますか?贈与税が発生すると思うのですが、発生した場合、いくらでしょうか?
③相続時精算課税制度の届出書だけ書いて提出し(書いたような気がします)、贈与税の申告書(会社員でしたので、この時、確定申請書を新たに書いた記憶がない。もしかしたら夫が書いたかもしれません)が提出されてなかったらどうなるでしょうか?
私名義の口座は私が子供の頃35年程前に作られたものです。母曰く昔は誰でも子や孫にやっていたと。
今更ながら、全て夫に任せっきりにした、私もいけなかったと反省しています。
最後に申告書等 閲覧申請書の税目区分等は何と記載すればよろしいでしょうか、申告区分は何にチェックすればよろしいでしょうか?お教え頂ければ幸いです。
お忙しい中、目を通して頂き有難うございます。
税理士の回答
①閲覧申請においては、突っ込みは入りません。
なお、10年以上前の申告書等の閲覧申請はいきなり税務署に行ってもすぐ閲覧できませんし、保存期間を経過していて廃棄されている可能性があります。
②誰から誰への贈与とお考えでしょうか。
そもそも10年以上前ですので贈与税申告をしていなかったとしても時効となっておりもはや申告納税は不要です。
③一般的には、届出をして申告していなかった場合は20%の税率で贈与税がかかりますが、②のとおり時効が成立していますので申告納税は不要です。
今後も贈与があれば届出書が提出されているかどうかは重要なことで確認しておかなければなりませんので、閲覧申請ではなく届出書が提出されているかどうかだけを確認してはいかがですか。
お忙しい中、わざわざ返答有難うございます。早速 確認に行ってきます。
本投稿は、2019年09月10日 14時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。