住宅取得にあたって親からの援助について
2015年7月入居予定で住宅を取得します。
質問①
夫の親から2000万円の援助を受けることになっていますが、
住宅取得資金贈与の非課税特例と、残りは相続時精算課税を利用しようと考えています。
この方法以外で税金をおさえる方法はありますか?
質問②
相続時精算課税制度は父名義で利用するつもりですが、今後は母名義で年110万円の暦年課税制度を利用して、夫・妻(私)・娘にそれぞれ、毎年110万円ずつ贈与を受けることは可能でしょうか?
またそれは現金でのやり取りの場合、税務署から怪しまれますか?
つたない文章で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

質問①
住宅取得資金の贈与の特例は、法律上は今年末で終了する特例ですが、来年(2015年)から非課税枠が1500万円に引き上げられて延長される見通しです。
仮に1500万円に引き上げられた場合には、限度額の1500万円まで同特例を活用し、残りの500万円部分はお父様名義(持分)で登記して頂ければ、贈与税の問題は生じません。
その後、数年間に分けてお父様の持分をご主人に贈与していくことも可能ですし、将来、お父様にご相続が発生した時点で、お父様の持分をご主人が相続で取得することも可能です。
質問②
お母様から3人の方々に暦年課税制度で贈与することは可能です。
なお、毎年贈与を継続する場合の注意点としましては、贈与する都度、贈与契約書を作成し、毎年の贈与が一過性のものであることを明らかにしておくことが必要です。
また、現金手渡しよりは口座振込等で資金移動の事実がわかるようにしておかれることをお勧めします。
宜しくお願いします。
詳しくご説明いただきありがとうございました!
回答いただいた内容を参考にさせていただきます。
本投稿は、2014年12月28日 12時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。