小規模宅地等の特例について
現在、母名義の一筆の土地に母宅と旧宅(空家)、そして事業用モデルルームがあります。
この度、旧宅を建て直し、母、妻、私の3名で住もうという計画をしています。
この機会に将来の事を考え「小規模宅地等の特例」に該当するようにしたいと思います。
それで、建て直し分の建物名義は私と妻の連名にする予定なのですが、このようなケースでも問題なく「小規模宅地等の特例」に該当しますでしょうか?
新宅でも母とは実際に同居する予定なのですが、母も連名に加えておいた方が良いのでしょうか?
ご教示よろしくお願いいたします。
税理士の回答
ご質問ありがとうございます。
小規模宅地等の特例は内容が複雑なため、
適用要件を満たせているのか不安があると思います。
お母様と同居するケースでは、
特定居住用(80%・330㎡)の特例が使えるか
気になるかと思います。
建て直し分の建物名義は私と妻の連名にする予定
このようなケースでも問題なく「小規模宅地等の特例」に該当しますでしょうか?
母も連名に加えておいた方が良いのでしょうか?
お母様が住んでいた建物に同居していた場合には、
特定居住用の特例が適用できる見込みがあります。
建物の名義にお母様の持ち分が入っているか否かは、
特例の適用には影響がありません。
立て直し後の状況としては、
新しい建物(お母様と同居)、旧母宅と、事業用モデルルーム
という利用状況になるかと思います。
特定居住用の特例が利用できるのは、
新しい建物の敷地のみになりますので、
ご注意いただければと思います。
ご参考になれば幸いです。
お忙しい中、ご回答ありがとうございました。大いに参考にさせて頂きます。
内容をご確認下さりありがとうございます。
お役に立てたのであれば幸いです。
本投稿は、2024年10月24日 11時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。