税理士変更時の引き付き作業
税理士変更時の引継ぎ作業などはどの様なものなのでしょうか?
時間と手間がどこくらいかかるものなのでしょうか?
決算後に税理士の変更を考えております。
税理士の回答

岡村健太郎
はじめまして、税理士の岡村と申します。
税理士変更の際の引継ぎにつきましては、一番確実なのは変更後の税理士の方に何が必要なのかを、ご質問者様が今お手元に保管されている書類すべてを見せてご確認されるのがカタイです。
今ご質問者様がご依頼されている税理士の方が、きちんとご質問者様のところに必要書類等の控えをお渡しされているのかが不明なので・・・。
これだけですと、何の回答にもならないかもしれませんので、当事務所ではこのくらいのものがご用意していただきたいと思うものを記載してみます。
1 過去の帳簿→総勘定元帳など
2 過去の申告書
3 過去の源泉徴収簿
4 過去の領収書や請求書
5 過去の償却資産申告書
6 その他、過去の税務署等へ提出された書類の控えすべて
※上記で網羅できなかった消費税の届出関係書類など
このあたりは必ずほしいところになります。
※ご質問者様が個人事業主か法人なのかで若干異なりますが、概ねこんな感じです。
よろしければご参考になさってみてください。

岡村健太郎
先ほどの回答に記載していなかったので追記いたします。
上記必要書類に加えてe-taxやeLーtaxの利用者識別番号やパスワードなども必要ですので、引継ぎの際にはご用意ください。
それらをご質問者様が揃えるのに時間と手間がかかるかですので、全部すぐに用意できるということでしたら、手間はほとんどかからないですし、ほとんどが税理士が持っているということでしたら、入手する必要があるので手間がかかると思います。
それらの必要書類が揃えられれば、引き継ぐ税理士側ではもちろん最初は大変ですが、ものすごく引継ぎに時間がかかるとかは無いような気がします。
※ご質問者様の事業規模によりけりなので、一概に何時間くらいかかるとかはだれもわからないところにはなりますが・・・。
本投稿は、2025年01月07日 15時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。