開業時の事業主借の扱いについて
お世話になっております。
母が今年度に居酒屋を開業しました。
これから確定申告に向けて、会計ソフトを使って青色申告をする予定ですが、事業主貸について質問があります。
事業に関わる開業時の費用はすべて「事業主借」として計算すればよろしいでしょうか?
また、開業の初日で売上がまだないときは、、食材などの購入の費用も「事業主借」として計算しますか?
一番お伺いしたいこととしましては、事業以外にプライベートなお金のやり取りが無いときに、「事業主借 = 初期費用(売上がない間にかかった費用)」となるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

お答えします。
開業前に、事業用の支出があった場合には
開業費 / 事業主借
このような仕訳になります。
開業費とは「資産」科目となり、その後に償却(費用)します。
ただし、開業前に「食材」を仕入れた際には、売上原価とする必要があります。そこで、仕訳は次のようにします。
仕入 / 事業主借
初期使用が事業主借となるというより、初期費用の「資金」を事業主が支払ったことにより「事業主借」の仕訳による処理になります。
そのため、事業準備に入った時点で
現金 / 事業主借 とし、費用の支出の際に
開業費 / 現金 とする方法もあります。
因みに開業費は、5年以内の「償却」となりますが、任意償却(いつ経費にしてもいい)のため、2~3年たち利益が生じた時に償却することができます。
返答が遅くなってしまい、申し訳ありません。
理解しました。お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました!

ベストアンサーをありがとうございました。
ご不明点がありましたら、今後とも「みんなの税務相談」に遠慮なくお尋ねください。
本投稿は、2020年03月09日 13時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。