土地を売却したときのふるさと納税上限額について
土地を売却した年のふるさと納税上限額の考え方について教えてください。
わたしの今年1年間の所得と控除はおおよそ以下の通りです。
【本年中の所得】
給与所得 188万
事業所得 20万
長期譲渡一般 2000万
(特別控除はなし、取得費等の費用を除いた所得が2000万です)
【本年中の所得控除】
社保40万 のみ
以上の内容で、住んでいる自治体に聞いたところ、ふるさと納税の上限額は約3万円ほどと回答がありました。
来年の住民税が高くなるのでふるさと納税できる金額も例年より高くなると思っていたのですが、自治体の職員が言うには、
「住民税における特例控除分を計算する際に、課税総所得金額−住民税と所得税の人的控除差=限界税率基準額≧0になるため、分離課税分を除いた課税総所得金額をもとに限界税率を算出することになり、限界税率は5%となる。なので、住民税の所得割は確かに高くなるけれど、ふるさと納税できる金額は大きくならない」
とのことでした。
ただ、インターネットで検索すると『土地を売却した年はふるさと納税で節税できる』といった内容の記事を多く見つけました。どの記事も「所得が高くなると税額が高くなるからその分ふるさと納税もたくさんできる」といった主旨でした。
結局、自治体の回答とインターネットの記事とどちらが正しいのでしょうか?
12月ももうすぐ終わってしまうので、どうかそれまでにお教えください。
税理士の回答

安島秀樹
3万円というのは不動産の譲渡所得がはいってない金額です。分離課税もふくまれます。266000円くらいです。譲渡所得で2000万あるので住民税が100万です。その20%+アルファなので26万くらいになります。不動産売却益を含んだ試算ソフトはたくさんあるので自分で入力してみるといいです。
本投稿は、2023年12月22日 17時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。