マイナンバーによる副業バレの危険性について
現在正社員勤務で、6月から副業でアルバイトを始める予定があります。世間やネットでは、マイナンバーによる副業バレの可能性について騒がれていますが、色々な意見があり、正直どれを信じたら良いか分からない状態です。実際運用してみないと分からないというのはあるのかもしれませんが、是非専門家のご意見を伺いたく、投稿いたしました。
具体的にマイナンバー導入によりどのような部分で副業が本業の会社に知られる可能性があるのでしょうか?因みに私の副業のアルバイトは、年収10〜30万くらいで、住民税は特別徴収ではなく、普通徴収です。よろしくお願い致します。
税理士の回答
マイナンバーの導入によって全ての収入が明らかになるわけではありません。
給与や報酬等を支払った会社が、その支払いの事実を役所に報告するかどうかによります。この報告がなされなければ、マイナンバーが導入されても副業に関する情報は本業の会社には伝わらないと考えられます。
本業の会社に伝わる可能性としましては、住民税の特別徴収の通知書からです。確定申告の際に「副業に関する住民税は普通徴収を希望する」として申告し、役所がその通りに住民税の納税通知書を発行してくれれば、本業の会社に副業のことは伝わらないはずです。
しかし、すべての自治体が希望通りに対応してくれるかどうかはわかりませんので、事前にお住いの市区町村に確認されることをお勧めいたします。
宜しくお願いします。
本投稿は、2016年05月25日 17時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。