所得税・予定納税の猶予について
個人事業主です。
令和5年分の確定申告をし、納税ができませんでした。
先日電話で税務署と話をし、6月中に税務署に行き支払い方法を決める事になりました。
電話で話した際、所得税の脳波のほかに、7月と11月に予定納税が発生すると言われました。
下記内容が質問となります。
少し長くなりますがご教示頂けやば幸いです。
1、所得税納付の猶予期間
・最大1年間と聞きましたが合ってますでしょうか。
・1年以上は絶対に延ばすことはできないでしょう。
2、予定納税の猶予
・猶予は可能でしょうか
※所得税の猶予をすると出来ないと言われましたが、所得税を猶予した場合、予定納税は猶予は絶対できないのでしょうか。
3、事業が傾き、個人事業を廃業して就職しようかと考えましたが、所得税・予定納税・住民税を考えると会社員としての給料では支払いができない為、改めて個人事業を行っていく方向にしました。
ただ、BtoCと言うこともあり、1からの集客及び事業資金確保の問題で初期段階で資金が必要です。
その為、税務署に行く際に、支払うべき所得税の合計のうち、90%を最終期日に払い、支払う意思表示として残り10%を分割し、毎月払っていく方向に持っていければと考えてます。
例えば、120万の所得税があったとして、12万を12分割で月1万×12ヶ月、残り108万を最終期日にまとめて払う。このような内容は、現実性をわかってもらえれば可能なのでしょうか。
税理士の回答

永田直樹
1.税務署に申請することで、原則として1年以内の期間に限り、納税が猶予される制度です。原則ですので、交渉と計画納付実績次第で延長の可能性があります。
2.所得税及び復興特別所得税の予定納税額の減額申請手続をお勧めします。https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/02.htm
3.現実性が伴えば交渉の可能性があります。ただし、最終期日までに資金調達の具体的方法の提示が必要です。
本投稿は、2024年06月03日 19時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。