税理士ドットコム - [所得税]会社員が社労士として副業する際の損益通算 - ①開業前の費用も開業費として必要経費にできます。...
  1. 税理士ドットコム
  2. 税金・お金
  3. 所得税
  4. 会社員が社労士として副業する際の損益通算

会社員が社労士として副業する際の損益通算

・副業として士業を始める際、給与所得と損益通算し、士業での損失があれば課税を減らせるのか
・内容はどこまで税金としていつから、どの範囲で控除できるのか

初めて相談させていただきます。
①社労士として来年9月に独立しようと考えております。開業のために登録費用として20万以上かかります。また、PCや自宅兼事務所として家賃も経費に入れようと考えておりますが、これはあくまでも開業後でなければだめでしょうか?事務所家賃は問題ないのですが、PCなどは早めに準備したいと考えています。
②自宅を事務所とする場合、5割ほどまでは経費算入可能でしょうか?
③約800万の給与所得があり、最初は様子見で副業として開業予定です。これについては損益通算可能でしょうか?

以上です。よろしくお願い致します

税理士の回答

①開業前の費用も開業費として必要経費にできます。
②家事関連費は、合理的に見積もった基準で按分します。
実際に、事務所として5割使用していれば計上されて良いと考えます。
③事業所得であれば、給与所得との損益通算はできます。

ありがとうございます!
開業は9月予定ですが、例えば3月に購入などでも問題ありませんか?

特に問題ないと考えます。開業費になると考えます。

ありがとうございます。
最後の質問をさせてください。事業所得と認められるには給与所得より多くなければ行けないのでしょうか?最初は給与所得が多くなることは明らかです。
ただ、本腰いれて取り組みますし、登録などももちろんします。
事業所得として申請したものが雑所得となってしまうケースは多いのでしょうか?

給与所得よりも収入が多くなくても事業所得として認められます。
事業所得か雑所得かの判断は、実務上は難しい場合が多々あります。
しかし、ご質問者は、社労士(国家資格)ですから、⚪⚪社会保険労務士事務所等の看板を掲げ、外形を整え営業していれば、事業所得として申告されたら良いと考えます。

山中先生、大変ありがとうございます。スッキリしました。何度も質問させていただき、感謝です。

本投稿は、2018年12月05日 16時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

  • 法人の社労士の支払報酬の仕訳について

    法人の社労士の支払報酬の 仕訳がわからないので教えてください。 請求書の記載 報酬額 9980(消費税8%)/源泉所得税等 /1100 外税報酬等...
    税理士回答数:  3
    2018年01月24日 投稿
  • 社労士、税理士のマイナンバー本人確認について

    顧問税理士、社労士の支払調書を作成するために先生方にマイナンバーの提供をお願いしました。 社労士さんは郵送でマイナンバーを送って下さいました。「写真つき証明書...
    税理士回答数:  1
    2017年01月11日 投稿
  • 課税所得の損益通算について

    課税所得の損益通算についてお教えください。 ①マイホームを売却した場合の売却損と損益通算できる課税所得は10個ある所得の種類のうちどれでしょうか? ②マイホ...
    税理士回答数:  2
    2016年01月21日 投稿
  • 譲渡所得の損益通算について

    譲渡所得は原則として損益通算が可能とされるかと思いますが、「生活に通常必要な資産」は非課税とされ、「生活に通常必要でない資産」は損益通算の対象外とされるかと思い...
    税理士回答数:  2
    2017年07月30日 投稿
  • 雑所得の通算損益について

    雑所得の収入が500万円あります。 そして海外バイナリーオプションで100万円の損失を出してしまいました。 この場合500万-100万で400万の税金だけ払...
    税理士回答数:  1
    2018年10月01日 投稿

所得税に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

所得税に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,150
直近30日 相談数
668
直近30日 税理士回答数
1,236