東京23区と横浜市の税率の違い(法人)
東京23区と横浜市の税率の違いを教えて下さい。
普通法人で、資本金500万、売上8000万、所得6000万、社員1人、事務所は23区内に1箇所です。
可能でしたら、所得が1000万に減った場合についても、違いがあれば教えて頂きたいです。
住民税の均等割が横浜のほうが4500円高いということは分かりましたが、
それ以外は複雑で苦労しています。
本店を移転する必要があるため知りたいです。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

森田有為
こんにちは。
結論から申し上げますと税率の違いで考えると分かりにくいため、実際に税額を計算しました。令和元年9月期決算法人という計算です。
東京23区の場合、地方税の申告は東京都に対してのみですが、横浜市の場合、地方税の申告は神奈川県と横浜市の2ヶ所になるため、税率の単純比較では分かりにくい事情があります。
地方税は各自治体によってどの税率を用いるか基準が異なり、東京23区のほうが横浜市より厳しくなっています。
下記の計算結果は地方税部分のみです。所得6000万の場合だと東京23区は通常よりも高い税率となってしまいます。
【東京23区】
所得6000万の場合:7,982,100円
所得1000万の場合:963,300円
【横浜市】
所得6000万の場合:7,261,400円
所得1000万の場合:967,800円
お役に立つことが出来れば幸いです。
本投稿は、2019年09月28日 10時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。