固定資産として一体で機能するとみなせるかどうか
学習塾を経営しています。
自習室を開設するために自習ブース(机、ライト)を26セット購入し、20数万円を、さらに別店舗より椅子を同数購入し数万円支払いました。これらをまとめて固定資産として税務上扱うことは可能でしょうか?
調べたところ、固定資産の単位としては、通常の取引で1単位で取引されるもの、または単独して資産として機能するものとありました。自習ブースとしては机、椅子、ライトで独立して機能すると考えられますが、自習室としての機能を果たすには1台だけ購入するなどということは考えにくいともいえるかと思います。ご意見が頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。
税理士の回答
税務上、まとめて固定資産と取り扱って問題ないものと思われます。
下記のように、国税庁は「通常1単位として取引されるもの」というような言い方をしておりますが、それは、少額減価償却資産の規定を悪用して一時に損金に計上し、不当に税金を安くすることを防止するためです。
したがって、固定資産に計上し、少額減価償却資産の規定を適用しなければ、「通常の1単位として取引されれるもの」といったようなことは何ら問題にならないと考えられるからです。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5403.htm
本投稿は、2020年06月25日 20時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。