住宅購入における税金について
土地2,600万円、建物2,500万円で、新築を購入予定ですが、
その際の固定資産税、都市計画税、住宅ローン控除について伺いたいです。
恐らく、下記の計算式になるのかなと思うのですが、
原価残存率や経年減価補正がいまいち分かっておらず、
5年後や10年後どれくらい金額が下がるのか知りたいです。
(土地、建物の評価が一旦変わらないという前提で)
■土地
固定資産税:2,600万円×1.4%×1/6=58,333円
都市計画税:2,600万円×0.3%×1/3=26,000円
■建物
固定資産税:2.500万円×1.4%×1/2=175,000円 ※最初の5年間
固定資産税:2.500万円×1.4%=350,000円 ※5年目以降
都市計画税:2.500万円×0.3%=75,000円
※優良住宅や○㎡などの条件は満たしている前提の計算式にしております
また住宅ローン控除は、例えば40万円/年控除されるとなったら、
所得税と住民税から控除されるみたいなので、
純粋に手取りが40万円/年増えるという認識で良いのでしょうか?
税理士の回答

境内生
固定資産税評価額は土地、建物の購入価額よりも低くなり、課税標準額はその金額を基礎に計算します。
概算ですが建物は建築材料によってことなり取得価額の50%前後ないしそれ以下になります。土地については時価の70%以下ではないでしょうか
ローン控除については借入金残高の1%ですのでローン返済後の残高が4000万円を下回ると控除額は減っていきます。なお、課税される税額が40万円に満たない場合は超えるローン控除額は切り捨てになります。
早速ご返信いただきまして、ありがとうございます。
つまり、1年目から、上記計算式の、建物はざっくり50%、土地は70%になる可能性があるという認識で大丈夫そうでしょうか?
またそれは、5年後、10年後、さらに下がると思うのですが、原価残存率や経年減価補正は関係ないのでしょうか?
ローン控除について、計算式等は理解しているのですが、
控除額=手取りにプラスされるという認識で合っているかどうかが知りたいです。

境内生
固定資産税評価額は3の倍数の年度(令和3年が該当)で3年ごとに見直しが行われます。土地は時価と連動します。建物は減価を考慮しますが、もともとが減価した状態からスタートしますのですぐには減価しません。
ローン控除額=手取りにプラスされるという認識はおおむねあっていますが、そもそも課税される税金額がローン控除額よりも少なければその分だけしか手取りは増えませんし、もともとローンで利息及び元金の返済もしているのでキャッシュフローについてはその分も考慮してください。
本投稿は、2021年05月15日 20時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。