仮想通貨で得た利益の税金計算について
今年から仮想通貨取引を始め、利益(含み益を除いた)を自身で計算した所、約520万円となり、また本業(会社員)での給与所得は約400万円あります。
始めて自身での確定申告を行うにあたり、自分なりに計算を行いましたが、この場合のおおよその税金計算は以下の通りの認識でよろしいでしょうか。
(給与所得)+(仮想通貨での利益):400万+520万=920万
①所得税率は33%、控除額は1,536,000円となり、
920万円の33%は 3,036,000円となるため、
3,036,000-1,536,000=1,500,000円が所得税となる。
②住民税は10%のため、
仮想通貨取引利益の520万円の10%となり、52万円となる
納める税金の合計は①+②
1,500,000+520,000=2,020,000
以上の考え方で良いか、ご教授頂ければと思います。宜しくお願い致します。
税理士の回答

おおむねおっしゃるとおりですが、以下補足です。
①所得控除(基礎控除、社会保険料控除、生命保険料控除、配偶者・扶養控除など)が
いくらかあるかと思いますので、920万円より少なくなるのではないでしょうか。
②住民税は920万円の約10%です。お勤め先で特別徴収(月々の給与から住民税を天引き)
されているのであれば、来年6月~翌年5月分の給与から10分の1ずつ
天引きされますが、
それだと仮想通貨で儲けたことが会社にバレてしまうおそれがあります。
そこで、確定申告書第二表の所定欄に○をすることで、
仮想通貨分のみ普通徴収(自分で支払う)を選択することができます。
現在、給与から天引きされているのは、昨年の住民税です。

志喜屋仁
手元に「給与所得の源泉徴収票」を用意してお読みください。
計算に使う項目は次の3つです。
・給与所得控除後の金額(㋑とします)
・所得控除の額の合計額(㋺とします)
・源泉徴収税額(㋩とします)
①所得税の計算
課税所得=㋑+520万円-㋺
課税所得を税額表に当てはめて所得税を計算して下さい。
②住民税の計算
52万円
③納税額
納税額=所得税+住民税-㋩
概算ですが追加的な納税額が分かります。
返答が遅れまして申し訳御座いません。
初めて確定申告を行うにあたり不安がありましたが、
お二方に詳しい説明を頂き、安心出来ました。ありがとう御座いました。
本投稿は、2017年12月21日 02時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。