仮想通貨確定計上額算出について
仮想通貨で何度も売買をしてしまい、複雑になってしまい、計上しないといけない額がわからなくなってしまいました。
下記4点質問です。
①3つのコインをそれぞれ数回売買しています。(内、1つはそれぞれ一回の売買です)
調べてみると複数回売買している場合は総平均法で算出していいとのことですが、それぞれのコイン毎の算出でよいのでしょうか。
②また、総平均法では購入した総額から1コインあたりの日本円価値を算出し、それぞれ利確したコイン分の日本円価値を合計し、購入額から利確した日本円価値を差し引いた額を算出する方法でよいのでしょうか。
③上の方法で合っているとすれば、それぞれの3つのコインでの日本円価値を算出し、合計した金額を計上すればよいですか?
④1つコインは一度のみ売り買いしました。その場合は、そのコインのみは移動平均法での算出が必要でしょうか。
よろしくお願いします。
税理士の回答
① ご存じのとおり、原則は「移動平均法」とされておりますが、
継続処理を条件として「総平均法」の適用も可能とされております。
各計算方法では、売ったコインに対応する原価(費用)の単価計算が変わってきますが、どちらの計算方法であっても各コインごとに計算することとなります。
②と③ 計算構造は【売却代金▲売ったコインに対応する原価=所得】となります。
現行所得税lawでは、計算期間を区切って申告しますので(個人=1/1日から12/31日)
その期間に応じた所得(利益)を計算しなければなりません。
そこで「売ったコインに対応する原価」を算出するために移動平均法または総平均法によりますが、
各計算方法によっては所得(利益)も変わる可能性がございます。
④ 1つコインにおいて、一度のみ売り買いでは、移動平均法でも総平均法でも結果は同じになります。
本投稿は、2018年02月27日 12時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。