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暗号通貨の利益に対する課税について(年をまたぐ場合)

お世話になります。暗号通貨による収益に対する課税所得の計算方法を教えていただきたいです。通貨自体のレートの変化だけではなく、暗号通貨トレードにより、暗号通貨の枚数自体が変化した事例についてです。

暗号通貨を用いたトレードを行い、暗号通貨自体の数量が増えた場合、課税所得として申請する額はどのように計算するのでしょうか?
例えば、Aという暗号通貨を10枚購入したとします。
その際、日本円で100万円出資したとします。(出資時、A 1通貨=10万円)
その後、暗号通貨トレードにより、暗号通貨が30枚に増えたとします。
30枚のうち、20枚を換金しようと試み、その時のレートがA 1通貨=20万円とすると、利益確定した段階での評価額は、20万円*20枚=400万円となります。
利益は、400万円−100万円(出資金)=300万円として、申請可能なのでしょうか?
あるいは、もともと10枚だったものが、30枚となり、そのうち20枚(3分の2相当)を売却しているので、
400万円−100万円*2/3 = 400万円-67万円 = 333万円として、申請すべきなのでしょうか?
暗号通貨自体の価格差による利益だけであれば、わかりやすいのですが、暗号通貨で運用したトレードですと、非常に煩雑になります。
ご教授いただけたらと思います。よろいしくお願い致します。

税理士の回答

30枚に増えた時点で1枚当たりの取得価額を計算し直す必要があります(移動平均法といいます)
「(100万円+20枚の取得時の時価)÷30枚」で、1枚当たりの取得価額を計算し、「400万円−計算した単価×20枚」が、利益となります。

本投稿は、2019年08月08日 07時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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