居住用マンション売却時の3000万円控除に必要な書類
日本人は戸籍の附票で良いですが、外国人(日本永住者)の場合は戸籍の附票の代わりにどうのような書類を用意すれば良いのでしょうか?
税理士の回答

矢尾正俊
回答させて頂きます。
居住用マンション売却時の3000万円控除を申請する際、外国人(日本永住者)の場合、戸籍の附票の代わりに以下の書類を用意する必要があります:
必要書類
・住民票の写し
・在留カード(または特別永住者証明書)の写し
・パスポートの写し
これらの書類は、外国人が日本国内に居住していたことを証明するために使用されます。
ありがとうございます。
現在の住民票に前住所(売却物件の住所)がのっているのでそれで代用できるということでしょうか?
売却物件に居住していたことの証明として日本人は戸籍の附票が必要と国税のHPに書かれているのですが、ということは日本人でも現住所の住民票(前住所として売却物件の住所あり)でも良いってことでしょうか??

安島秀樹
外国人(永住者)なら住民票があるので、なにも出さなくていいとおもいます。日本人が出さないでいいのと同じです。

矢尾正俊
居住用マンション売却時の3000万円控除に必要な書類について、日本人の場合と外国人で日本永住者の場合に分けて説明いたします。
日本人の場合
日本人が3000万円控除を受けるために必要な書類は以下の通りです:
・確定申告書
・譲渡所得の内訳書(確定申告書付表兼計算明細書)[土地・建物用]
・戸籍の附票の写し
国税庁のウェブサイトによると、マイホームの売買契約日の前日において、そのマイホームを売った人の住民票に記載されていた住所とそのマイホームの所在地とが異なる場合などには、戸籍の附票の写し、消除された戸籍の附票の写しその他これらに類する書類でそのマイホームを売った人がそのマイホームを居住の用に供していたことを明らかにするものを提出する必要との記載があります。
詳細については、国税庁のウェブサイト「No.3302 マイホームを売ったときの特例」に記載があります。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3302.htm
外国人で日本永住者の場合
外国人で日本永住者が3000万円控除を受けるために必要な書類は以下の通りです:
・確定申告書
・譲渡所得の内訳書(確定申告書付表兼計算明細書)[土地・建物用]
・戸籍の附票の代替書類
外国人の場合、戸籍の附票の代わりに以下のいずれかの書類を提出する必要があります:
・住民票の写し(中長期在留者の場合)
・在留カード(または特別永住者証明書)の写し
・パスポートの写し

安島秀樹
住民票があって、売買契約日の前日の住所が売却したマイホームならなにも提出しなくていいのです。日本人でも外国人でも同じです。
ありがとうございます。
売却前に住民票は移動しているので
日本人は戸籍の附票のみ
外国人は前住所がのっている現住所の住民票、パスポート、在留カード、ですね。

矢尾正俊
ご認識の通りかと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
本投稿は、2024年12月28日 23時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。