役員が会社から借入する場合
未上場企業の社長です。代表取締役会長として、後継者を育成していますが、まだ時間がかかりそうです。
本当にリタイアする時に退職金を受け取るとすれば、70代になる可能性があり、もう少し早く、まとまった金額を受領したいと考えています。
この場合、会社から借入をして、退職金を受け取ったら、そのお金で借入返済をするという方法は問題があるのでしょうか。
借入金は、退職金よりも小さい額で考えております。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

石割由紀人
会社から借入を行い、後に退職金で返済する方法は適切な運用で可能ですが、税務上や法的なリスクがあります。まず、借入金が適正な理由と条件(利息、返済期間など)で行われている必要があり、不当に低い利息や返済意志がないとみなされると、役員報酬や贈与と見なされる可能性があります。また、退職金が妥当な金額かつ適切に計算されていることが重要です。
詳しいご説明をいただき、ありがとうございました。
本投稿は、2025年01月15日 15時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。