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生活費のクレジットカード決済

宜しくお願い致します。

私の口座に生活費の余剰金が、あります。余剰金は200万円です。

消費のため、生活費を余剰金の私の口座から引き落とししています。
10年前までは、現金で、生活していましたが、クレジットカード決済のほうが、便利で、ポイントもたまるので、カード決済をしています。

何か税法に触れていますか?

教えていただけますか?



税理士の回答

こんばんは、税理士の川島です。
余剰金がどのように増えていたか、というところがポイントかと思います。
・ご自身で働かれて預金をされているのであれば問題ないかと思います。
・200万円をどなたかに頂いたのであれば贈与税の対象となる可能性があります。

川島税理士先生

余剰金は、少しずつ生活費を貯めたものです。
一括で、貯めたものではありません。

大丈夫でしょうか?

結論として、ご自身の口座にある生活費の余剰金を消費のために引き落とし、クレジットカードで決済している行為は、一般的に税法に触れるものではありません。

背景
生活費の余剰金は、既に所得税など課税が済んだ後の手取り収入、または非課税収入(例:一部年金など)から形成されていると考えられます。その資金を生活費として消費することは、新たな所得の発生や贈与に該当しません。

所得税との関係
所得税は、給与・事業・不動産などの所得に課されるものであり、既存の資金を消費に充てることは新たな所得ではありません。したがって課税対象にはなりません。

贈与税との関係
贈与税は個人間で財産が移転した場合に発生します。自分の口座にある資金を自分の生活費に使うことは贈与には当たりません。

クレジットカード利用との関係
クレジットカード決済は支払方法の違いにすぎず、現金支払いと同様に税法上の問題はありません。カード利用により付与されるポイントについても、通常の生活利用であれば一時的な経済的利益にとどまり、課税対象とならないのが一般的です。

まとめ
(1) 自分の資金を自分の生活費に使うことは新たな課税対象にならない
(2) 贈与税も発生しない
(3) クレジットカード決済やポイント利用も通常の範囲であれば課税問題は生じない

結論として、今回のケースは税法上の問題とはならないと整理できます。

本投稿は、2025年08月20日 18時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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