税金の滞納について
父のことなのですが、10年前程前から他県で1人で暮らしており仕事、生計も全て自分でしています。最近になり、年金、国民保険、住民税、全て払っていないことが分かりました。住民税と年金は、最近まで1、2年前までは支払い用紙が来て払っていたそうなのですが支払い用紙が来なくなったと言い払っていません。会社も所得税しか取っていないといいます。
この場合、住民税や年金の請求が来なくなったありえる理由、今から市役所に行き全て再開させた場合の滞納金はどうなるのでしょうか。扶養に入れることも考えましたが、200万の年収がありいれることができません。何か良い方法がないかご相談させて頂きたいです。
税理士の回答

長谷川文男
住民税や年金の請求が来なくなったありえる理由、
国民年金保険料については、2年の短期時効です。徴収できなくなったから請求しなくなったと思います。年金は保険料が未払いなら、対応する金額の年金は支給されませんから、割と簡単に徴収を諦めます。
国民健康保険料なら、2年の短期時効です。国民健康保険税なら、5年で時効です。市県民税も5年で時効ですが、途中、請求をすれば時効が中断し、それから5年を計算し直しますから、ほとんど、時効消滅はありません。
ですが、かなり長期間で他の市町村にお住まいの場合、徴収を諦めることもあるようです。
どうしても市町村が徴収したいと思えば、また、請求書を送ってくるでしょうから、様子見のままほっておいてはどうでしょうか。
(預金の差し押さえなどで、すでに支払われている可能性はないのでしょうか。)
本投稿は、2020年05月03日 08時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。