103万円、106万円、130万円の壁について
これからパートで働こうとしている主婦です。
その際によく聞く、103万円、106万円、130万円の壁の違いがよくわからないので、教えてください。
税理士の回答

田村征大
103万円の壁は、配偶者控除の壁です。旦那様が配偶者控除を受けられるラインが奥様のパート収入103万円になります(103万円の根拠=給与所得控除額最低額65万円+基礎控除額38万円 )。
130万円の壁は、「社会保険の壁」ともいわれ、パート収入が年130万円を超えると、夫の扶養を外れて、公的年金や健康保険など、社会保険を支払わなければならなくなります。世間で認識の「主人の扶養から外れたくない」はこのケースがほとんどです。
106万円の壁は、昨年10月から始まった新しい社会保険の壁です。501人以上の大企業で1年以上働いているパートタイムマーは、年収130万円ではなく、年収106万円を超えると、社会保険を払わなければならなくなります。
本投稿は、2017年01月26日 09時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。