小規模企業共済の前納とその後の掛け金減額について
小規模企業共済の前納とその後の掛け金減額について質問させて頂きます。
個人で農業を営んでおり本年の事業所得が翌年予定所得よりも明らかに大きくなる事が予測されています。
そこで小規模企業共済に加入し、掛け金を前納する事で月額7万円×11ヶ月を本年の控除として活用したいと考えております。
その後、翌年に月額を1万円に減額申請した場合、所得調整を行なっているなどの疑いで税務調査に入られる可能性が高くなるなどのデメリットはあるでしょうか。
宜しくお願い致します。
税理士の回答
おっしゃるような可能性はあまりないものと思われます。
小規模共済掛金は下記の確定申告書の雛形を見ればわかるとおり、「所得から差し引かれる金額」(所得控除)であることから、減額しても所得は変わらず、所得調整にはあたらないことや、また、小規模共済制度は国が加入を奨励しており、そのため全額所得控除になっていることなどを考え合わせると、おっしゃるようなご懸念には及ばないと思われるからです。
確定申告書
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/02.pdf
税理士 唐澤様
早速のご回答、ありがとうございます。
大変分かりやすい回答で懸念事項が解消されました。
本投稿は、2022年11月10日 21時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。