確定申告について
個人事業主でもなく一般会社員になりますが節税対策としてなにか節税出来る部分はありますでしょうか?
確定申告もあり少しでも対策できればと考えております。
よろしくお願いします。
税理士の回答

竹中公剛
節税というよりは、お金を貯めるためには、余分な出金をなくすことです。
それ以外はないと考えます。

小川真文
先の先生のご意見のとおり税理士としては、あまり拙速な節税は勧められません。いろんな意味でリスクのある方法もあり、悪い状況を招いてしまうこともあります。
とりあえずハードルが低いものでは、広く周知されている「ふるさと納税」を限度内(シミュレーションできます)で行う、「医療費控除」を考える(領収証を保存しておく、セルフメディケーションの選択等)ありますし、やや積極的に長期的なスパンが許容できるなら「NISA」や「IDECO」による投資等を含めて検討することができます。また雑所得(赤字があっても給与との損益通算はできませんが)の副業があるならば、関連経費を抽出して領収証等の証憑を保存しておく等により有利な申告ができます。
住宅ローン控除はかなりの決断と資金、家族の同意等が必要ですし、短期的な節税というものではありません。
不動産所得や事業所得による赤字計上での給与所得との損益通算については、準備資金や時間も労力も必要ですし、好んで行うならともかく、失敗のリスクも考えると個人的には節税手段と言えません。
節税節税とこだわり過ぎるのは、あまり望ましいものではないと思います。
本投稿は、2022年11月20日 15時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。