節税のための個人事業主申請に関して
サラリーマンをしている31歳です。
本職とは別に、主には以下二点の節税目的で個人事業主申請を考えております。
①青色申告により最大65万円の特別控除を受けること
②申請する個人事業において、経費などの赤字分で、本来の収入をすこしでも下げ、課税額を抑えること
ご相談として
①は複式簿記できちっと経理をして、確定申告書に「貸借対照表」を添付する、のみで受けられるものか?実際には個人事業で売り上げが立っておらず経費分の大幅な赤字でもよいものか?
②は30万円までのものは年間で合計300万円までは買った年に経費に落とすことができると認識してますが、こういった形で赤字分で本来収入を下げ、減税を試みるのは繰り越せる期限・3年まで、という理解なのでしょうか?それ以降の扱いはどうなるのでしょうか?
お手数ですが、ご確認いただけますと幸いです。
宜しくお願いいたします。
税理士の回答

①事業所得で、65万円控除の要件を整えていれば、青色申告特別控除の適用はあります。しかし、青色申告特別控除前の所得が赤字の場合には、青色申告特別控除は差し引く事はできません。
②青色申告の場合には、30万円未満の少額減価償却資産について、合計額が300万円までは、損金経理が認められています。

酒屋就一
サラリーマンの副業が「事業」と認められるケースは少ないです。
売上が立っていない、または非常に少ないという状態でしたら、事業として認められず本職の所得との損益通算も否認されることとなります。
本投稿は、2019年05月07日 20時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。