一般社団法人と法人税に関して
一般社団法人普通型の設立を考えています.
1.アプリなどの無料提供をおもな事業に考えています.資金は寄付などの収入になると思いますが,アプリなどの開発のための支出が多い場合には,法人税,その他税の支払いはどのようになるのでしょうか.赤字が複数年度継続することも予想されますが,私個人の預金を取り崩しての補填が続きますが,何らかの名目で税の支払い義務は生じるのでしょうか.税支払いの減免方法や節税方法はあるのでしょうか.
2.非営利型でも何かしらの税の支払いはあるのでしょうか.
以上2点よろしくお願いします.
税理士の回答
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
一般社団法人普通型(非営利型でない)の場合は、寄付金収入やその他の収入を合算して、アプリの開発の支出やその他の支出を引いて、利益を算定して税金を計算します。赤字の場合でも、住民税均等割が最低7万円程度かかります。
一般社団法人の非営利型は、収益事業と非収益事業に分けて、利益を計算します。非収益事業とは、寄付金や会費収入で成り立つ事業です。税金は収益事業の利益にのみ課されます。住民税均等割は、基本的にかかりますが、非収益事業のみの場合は、減免される自治体もあるようです。
均等割に関しては節税などはありませんので、一般社団法人設立の際は、これを支払うことをあらかじめ計画に入れておく必要があります。
以上よろしくお願い致します。
本投稿は、2017年05月01日 06時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。