社員の家族旅行代を会社側が支払う場合の経理扱いについて
いつも助けていただき、ありがとうございます。
社員の家族旅行(プライベート旅行)の代金を会社が負担することになりました。
つきましては以下の点についてご教授いただけますでしょうか?
ちなみに社員は、役員ではありません。
①会社としては、福利厚生費で仕訳すればよろしいですか?
また、名目としては「社員旅費の補助」などでよろしいのでしょうか?
②会社名義で航空チケットや宿泊施設を予約しますが、当日の支払いは社員が行います。領収書等を会社に出してもらい、その額を給与に上乗せして支払うという形にしようと考えておりますが、この流れで合っているのでしょうか?
③その月のみ、当社員の給与額が上がるわけですが、社会保険料や厚生年金料に変更がでるのでしょうか?もしくは特別な手続きを他でする必要が出るのでしょうか?
以上になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

こんばんは。
以下、順次回答していきます。
①会社としては、福利厚生費で仕訳すればよろしいですか?
特定の社員に対する支出になりますので、給与として取り扱いをします。
名目は何かしらの手当(旅行負担金等)にするのが良いかと思います。
なお、加算された分も源泉徴収の対象になりますので、ご注意下さい。
②会社名義で航空チケットや宿泊施設を予約しますが、当日の支払いは社員が行います。領収書等を会社に出してもらい、その額を給与に上乗せして支払うという形にしようと考えておりますが、この流れで合っているのでしょうか?
給与として扱いますので、こちらの処理で問題ありません。
③その月のみ、当社員の給与額が上がるわけですが、社会保険料や厚生年金料に変更がでるのでしょうか?もしくは特別な手続きを他でする必要が出るのでしょうか?
その支給月・翌月・翌々月に支給された給与(残業手当等を含みます)の平均月額に該当する標準報酬月額と、今の標準報酬月額との間に2等級以上の差が生じた場合は随時改定が必要になります。
いつも親切に教えていただき、ありがとうございます。
とても助かっております。
お給与に旅行手当として上乗せし、経費計上すればいいのですね。
何かしら「旅行手当の規定」のようなものを作っておいたほうがいいものなのでしょうか?
その場合、参考になる書籍やサイト等がもしあれば教えてください。

こんにちは。
ご返答ありがとうございます。
サイトですと情報の真偽も明らかでないため、給与規定系の書籍を1つ購入されてみると良いかと思います。
本投稿は、2017年08月06日 22時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。