源泉徴収票も支払調書ももらえない場合の確定申告

ムダに源泉徴収されている という事はありません。
相手先から支払調書が貰えなかったとしても、ご自身で売上金額や源泉徴収額を集計し、確定申告をする事は出来ます。
クライアントの情報が全くなければ、収支内訳書の「上記以外の売上先」欄に金額を記載するなどの方法は取れます。
売上金額、源泉徴収額はお分かりになるでしょうから、その金額の根拠となる書類は保存して頂き、万が一税務署から問い合わせがあった場合は、売上高の氏名、住所が不明な理由を説明する等で対応できるかと思います。
それでも心配であれば、確定申告をする前に、記載方法などを最寄りの税務署へ直接相談されるのが良いのではないでしょうか。

お返事ありがとうございます。
先日、税務署へ問い合わせたところ、クラウドワークスとランサーズの仕組みが伝わらず、なかなか理解してもらえませんでした。
・源泉徴収されてる金額はわかる
・源泉徴収票と支払調書はない
・徴収している会社や住所もわからない

と、相談をしたのですが「それなら誰でも嘘をつけるじゃないか」ととりあってもらえませんでした。
昨年は郵送で申告をしたため、話が進まないようなら源泉徴収票も支払調書も添付せずに、金額のみ記載をして申告をしようと思うのですが、その場合、後から提出を求められたりするのでしょうか？

そもそも源泉徴収票と支払調書の添付義務はありませんので、金額の記載のみで大丈夫です。
売上先の会社名や住所は不明でも、売上金額や源泉徴収税額がわかる書類(画面)はプリントアウトし保存しておく事は可能ですよね？
後から問い合わせが来る可能性はゼロではありませんので、問い合わせが来た場合に、金額の算出の根拠となる書類は保存しておき、
「相手先については正式な本名などが不明だが、売り上げ金額と源泉徴収税額については正しい」
という事を説明できるようにしておけば良いと思われます。
ただそのような説明をして、税務署が何と言ってくるかまではこの場では責任を負えませんので、それでも心配なようであれば、個別に税理士にご相談されるのがよろしいかと思われます。

丁寧にお返事を頂きましてありがとうございます。
税務署は職員によって話が異なるため、向こうは添付をさせようとしていましたが、自身で郵送申告をすることを伝えます。
こちらの質問回答も念のためにほかんしておき、源泉徴収額の計算もして問い合わせが来たときにきちんと対応できるようにします。
不安が解消されました。
本当にありがとうございます。