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親の扶養に入っている学生の収入が扶養を超えた場合、翌年から何を追加で支払うようになりますか?

20歳の学生で親の扶養に入っています。
今年の年間収入が150万円になり扶養からはずれます。

その場合翌年から支払わないといけない税金の種類とその金額(計算方法)はいくらになりますか?

また親も税金の支払いなど、どのような影響を受けますか?

税理士の回答

翌年、確定申告をすると仮定した場合についてお答致します。
1.所得税
給与収入金額150万円-給与所得控除額65万円=給与所得金額85万円
給与所得金額85万円-所得控除額38万円=課税所得金額47万円
47万円x税率5%=税額23,500円
23,500円+復興税493円=23,900円(百円未満切り捨て)
2.住民税
住民税の場合は上記の所得控除額が33万円になります。
給与所得金額85万円-所得控除額33万円=課税所得金額52万円
52万円x税率10%=52,000円
52,000円+均等割額5,000円=57,000円
また、親の場合は扶養控除(一般の場合は38万円、特定扶養控除の場合は63万円)がなくなりますのでその分税金が増えます。

給与収入が150万円の場合の税金の概算になります。
150万円-65万円(給与所得控除額)=850,000円
所得税は、85万円-38万円(基礎控除額)=47万円×5%=23,500円
住民税は、85万円-33万円(基礎控除額)=52万円×10%=52,000円
親は、概算は、下記の様になります。
所得税は、63万円(特定扶養親族控除)×5%からの累進税率=31,500円
住民税は、45万円(特定扶養親族控除)×10%の定率=45,000円

本投稿は、2019年06月11日 12時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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