勤労学生控除を受けたのですが年収130万を超えてしまいました。
自分は専門学生の2年生なのですが勤労学生控除を受けたのにも関わらず、自分の計算ミスで130万円を超えてしまいました。
父の年収は500万円以下、母はパートで年収103万以下です。
来年の4月から自分は社会人になるのですが両親と自分にそれぞれどのくらいの税が課されるのか教えていただきたいです。
完全に自分のミスですがよろしくお願いいたします。
税理士の回答

1.相談者様の年収が103万円を超えますと、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担増
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x10%=63,000円
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%(定率)=45,000円
3.相談者様の税金(年収を135万円と仮定した場合)
(1)所得税
収入金額135万円-給与所得控除額65万円=給与所得金額70万円
70万円ー基礎控除額38万円=課税所得金額32万円
32万円x5%=16,000円
16,000円+336円(復興税2.1%)=所得税額16,300円(百円未満切捨て)
(2)住民税
70万円ー基礎控除額33万円=課税所得金額37万円
37万円x10%=37,000円(所得割)
37,000円(所得割)+5,000円(均等割)=住民税額42,000円
本投稿は、2019年10月26日 00時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。